40代、幼い子供を育てるママです。
40オーバーのおばさんが、インビザラインGOを開始しました。
インビザラインGOには年齢制限が無いので、何かの参考にしてください。
開始直後の歯並び
あまりきれいな写真ではないのですが、一応掲載します。
これがインビザライン開始直後の歯並びです。歯にアタッチメントが付いています。
歯の隙間をしっかり映したかっため、上の歯と下の歯を合わせて撮ってしまいました。
写真ではわかりにくいのですが、上前歯4本、下前歯4本ともに前出しており、隙間が目立ちます。
自然に噛んだ時の写真がないのですが、上前歯が特に前出しているため、下前歯が隠れてしまい、噛み合わせが深いように見えていました。
ちなみに、きれいな歯並びというのは下記のような状態が理想とされています。
こんな感じがきれいな歯並び、と言われていますね。
私の場合、自然に噛んだ時、奥歯はギザギザのラインになっていたため、噛み合わせには問題なく、あくまで、上下前歯計8本が前出している、という状態でした。
つまり、インビザラインGOの適応症例にうまく合致したわけです。
ホント、良かったです。
適応できなかったら、一旦持ち帰って考え直すつもりでしたので…。
つまり、すきっ歯だと思い込んでいたのは、実は出っ歯による空隙だった、という事になります。
ご注意いただきたいのですが、ここでケチって「上顎だけ…」とか、「下顎だけ…」などの片側だけの治療を望まない方が良いです。理由は、少し想像すればわかるはずです。
インビザラインGOの受け取りまでの期間
iTeroでスキャンして、実際インビザラインGOの制限枚数である片顎20枚(両顎40枚)のマウスピースで歯を動かすためのモデリングデータを作成します。
そのデータを元に発注し、実物を受け取るまで、早くても約3週間ほどかかります。
発注自体はデータの送信なのですぐなのですが、実際にマウスピースを製造する国はアメリカですので、手元に届くまでに時間がかかります。
実際に受け取ったアライナー
受け取ったものがこちら。
アライナーとは、歯を矯正させるためのマウスピースのことです。
1つの袋に上下のアライナーが入っており、20ステージ分のアライナーが入っていました。
各袋に自分の名前と、医師の名前が記入されています。
インビザラインGOでの矯正方法・装着時間
袋に「1of20」と記入されているので、1から順番に約10日単位で交換していきます。
通院は初回のみ2ステージ目で1回、その後は4ステージごとに通院、という感じでした。
なお、アライナーは食事の時間以外は必ず装着するルールになっています。
私の場合は22時間は必ず装着していました。
飲料も水が基本で、どうしても飲みたいときはアライナーを外してから飲み、すぐに歯磨きをしていました。
これが守れない場合、虫歯になったり、歯が予定通りに動かず矯正期間が長引いたり、最悪の場合、iTeroからのやり直し、アライナーの作り直し、再支払、なんてこともあり得ます。
ルールをしっかり守って、最短・最安できれいな歯並びを手に入れましょう。
インビザラインGOの経過観察
インビザラインGO 4ステージ目
どうでしょうか。
インビザラインGO開始直後の写真を載せてみましょう。
あまりよくわからないですね…。
私自身も歯が動いている実感はなかったですが、一応4ステージ目のアライナーがはまった、という事は、しっかり歯が動いている証拠です。
インビザラインGO 8ステージ目
どうでしょうか。
少し隙間が狭くなったように感じます。
インビザラインGO 12ステージ目
どうでしょうか。
8ステージ目と比べても動いていることがわかりますね。
12ステージ目ともなると、矯正前との差がはっきりわかってくるので、モチベーションも上がります。
ここで気を抜いて、アライナーの装着時間を疎かにしないように気を付けなければいけません。
インビザラインGO 15ステージ目
比較すると全然違いますね!
隙間が埋まってきてあと一息!という感じです。
インビザラインGO 20ステージ目終了
ようやくここまで来ました。
隙間がしっかり埋まって、綺麗な歯並びになりました。
インビザラインGOを発注してから、綺麗な歯並びになるまで、約230日前後、1ステージ目からだと約200日前後でしょうか。
インビザラインGOは、私のような比較的軽症な歯並びの人に向いているモデルのようです。
矯正期間が終了しても、保定期間があります
なんだ…
約230日で、きれいな歯並びが手に入るんだね!
安いし、早いし、いいことずくしだね!
いえいえ…
確かに1年以内に綺麗な歯並びが手に入るんだけど、
動いた歯は、その分後戻りもするんです。
だから、綺麗な位置に動いた歯を、今度は
しっかり固定させるための保定期間があるんです。
保定期間?
そう。
保定装置を装着する期間のことです。
保定期間は最低でも約2年。
えー!
2年も!?
そうなんです。
矯正期間は約230日前後でしたが、保定期間はリテーナーというマウスピースを装着することになります。
その期間は最低約2年と言われております。
この「最低2年」というのは、言い換えると、矯正後2年間は、しっかり保定装置を装着しないと動いた歯が後戻りしてしまう期間でもあります。
「歯は一生動き続ける」と言われていますので、保定装置であるリテーナーも、24時間とは言いませんが、一生付き合って行かなければいけないだろう、と個人的には思っています。
保定装置(リテーナー)とは?
先述のとおり、後戻りを防ぐための装着装置になります。
インビザラインを取り扱うアライン・テクノロジー社から提供されているリテーナーは、ビベラ・リテーナーという名称のマウスピースとなります。
写真は4セット写っていますが、一番左のマウスピースは20ステージ目のアライナーで、ビベラ・リテーナーは右の3袋にあります。
20ステージ目のアライナーは、下記の状況になったときに重要になるので、大切に保管してください、と言われました。
- 3セットあるビベラ・リテーナーが全部破損・紛失した。
- ビベラ・リテーナーを再度発注する際の、繋ぎとして使用する。
- リテーナーの使用を疎かにしてしまい、歯が後戻りしてしまった。
特に3の場合、後戻りの具合によりますので、20ステージ目だけでなく、それ以前のステージも手元にあると安心です。
なんにせよ、アライナーは全て大切に保管しておいた方が無難です。
また、ビベラ・リテーナーは、アライナーほどの矯正力は無いのですが、若干の後戻りには対応ができるそうなので、ビベラ・リテーナーはしっかり使用したいところです。
ビベラ・リテーナーの装着時間
矯正終了後の約半年間は、アライナーと同様の22時間を厳守しました。
その後の半年は、外食などの兼ね合いもあって20時間前後、1年経過後は就寝中のみ装着しています。
最低2年、と言われていますが、おそらくこの先もずっと就寝中はビベラ・リテーナーを装着すると思います。
2年以降に壊れたり、ビベラ・リテーナーの具合が悪くなったら作り直して使用する予定です。
インビザラインGOのまとめ
いかがでしたでしょうか。
この年齢になっても、歯の矯正って出来るんですね。
ただ、きれいな歯並びになると、今度は歯の形が気になり始めました。欲が出ますね。
長年、前歯が突出していたせいもあって、特に上前歯が成長と共に平らにならなかったのでしょうね…。
今はこれが一番気になっています。
まあ、芸能人ほどではありませんが、自然に笑った際、きれいな笑顔が作られるようになったことは財産だと思っています。
40オーバーのおばさんの口元ばかりの写真で失礼しました。