前回の記事「【体験談】下肢静脈瘤のグルー手術を受けました」で、書いた通り、下肢静脈瘤のグルー手術で残ってしまった末端の血管の除去を目的とした硬化療法を受けることを決めました。
受診した当日に硬化療法を受けられた
時間にして10分程度の手術でした。
手術、と言っても「ちょっと痛い注射」というイメージで、検索すると下記のような説明がありました。
硬化療法は、静脈瘤の中にポリドカスクレロールという薬剤(硬化剤)を注入して閉塞させる下肢静脈瘤の治療法です。硬化剤の入った静脈瘤は内膜に炎症を起こし、さらに表面から圧迫されることで閉塞してしまいます。閉塞した静脈瘤はその後徐々に吸収され、数ヶ月で消えてなくなります。
医療法人社団KRMG東京ヴェインクリニック
https://www.tokyo-veinclinic.com/treatment/sclerotherapy/#:~:text=%E4%B8%8B%E8%82%A2%E9%9D%99%E8%84%88%E7%98%A4%E3%81%AE%E7%A1%AC%E5%8C%96%E7%99%82%E6%B3%95%E3%81%A8%E3%81%AF,%E3%81%A7%E6%B6%88%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
というわけで、ささっと手術を受けました。
硬化療法を受けるにあたっての説明
病院では、下記のような説明を受けました。
医療用弾性ストッキングとは、下記のようなものです。
下肢静脈瘤の硬化療法を受けた結果
下肢静脈瘤の硬化療法を受ける直前
下肢静脈瘤の硬化療法を受けた直後
前回よりは消えましたね。
下肢静脈瘤の硬化療法翌日
説明通り、薄っすらと跡が残っています。
これが「しこり」というもので、触るとコリコリしていました。
ただし、あまり触ってはいけないので、医療用弾性ストッキングを履いて保護します。
2~3か月後に消えることを祈りつつ、様子を見ます。
下肢静脈瘤の硬化療法1週間後
あまり変わっていないですね。
注射の跡が痒くて、青くなってしまいました。
また、写真ではわかりにくいのですが、医療用弾性ストッキングの滑り止めが刺激になってしまい、太ももが赤くかぶれてしまいました。
処方された塗り薬を塗って様子を見るとともに、ストッキングの滑り止めの部分の対策をします。
下肢静脈瘤の硬化療法1か月後
硬化剤が入った血管が目立ちます。
また、しこりが残っており、触るとコリコリします。
あまり触らないよう、刺激を与えないように過ごしていきたいと思います。
【結論】下肢静脈瘤の硬化療法は術後1か月では消えなかった
写真の通り、1か月では消滅はしませんでしたが、産後の一番ひどい状態から比べると、格段に変化しました。
もちろん、個人差がありますので、必ず同じ結果にあるわけではありませんが、下肢静脈瘤の手術は思っていたよりもスムーズに進行ができたという事は確かです。
また、これまで歩くことも、階段を上ることも辛かった私が、無理さえしなければ、足が上がるようになったことは、とても良い結果だと思っております。
私の経験は参考程度にしていただき、もし、同じように下肢静脈瘤で悩んでいる方は、対応している病院にてお気軽にご相談いただければと思います。